期待すること、信じること
期待することと、信じることは違う。
期待していたのに。信じていたのに。って
似たように使うけど、よく考えると違う。
辞書で調べてみても意味が違う。
期待する・・・あることが実現すると望みを
かけて待ち受けること。
=結果を求めること
信じる ・・・真実、正しいと思うこと。
=結果がどうあれ認めること
「信じていたのに裏切られた」というのも、
「その人の見えなかった部分が見えただけ」
で自分が理想とする、その人の人物像みたい
なものに期待してしまっていただけ。
ということなんだと思う。
「結果がどうあれ認める事」が信じること
と気づいた時に、思ったことがある。
それは、「こうあるべき」とか、
「どうして、こうしてくれないの」とか、
そんなのは、自分の期待や価値観の押し付け
であるということ。
相手が相手なりに考えて行動しているから
それを認めるべき。なんだなと思う。
見えなかった部分が見えた時、
自分が思っていたこととは違ったとき、
『それも含めてそのひとなんだ』って
認められること、揺るがない自分がいること
こそ信じることなんだと。
だから、人に期待するんじゃなくて、
相手を信じること を大切にすべき
なんだと思う。誰に対しても。
『自分にも、人間誰しもダメな部分もある
ことを、謙虚に受け止めること。』
お互いにこれを理解したときこそ、
ありのままの自分や他人を
最大限に信じられるようになるんだと思う。
友達の結婚式の時、友人挨拶で言っていた
エピソードがある。自分の事じゃないのに
感動して泣きそうになった。
恋愛の相談に乗って貰った時のこと。
貰ったアドバイス通りのことを出来ずに
こんな結果になってごめんね。って
謝ったら、
「謝らなくていいんだよ。
だって〇〇はさ十分頑張ったじゃん。
それでいいんだよ」
と言ってくれたことが本当に嬉しかった。
こんなことを友人にサラッと言えて、
相手の気持ちを汲み取ることが出来る友達を
本当に尊敬するし、そうありたいとおもう。
こんな子が友達でよかったなと実感した。
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